JOKER レビュー【ネタバレあり】

最終更新: 2019年10月24日

先日、公開されたJOKERが物議を醸しています。

僕も早速観てきましたが、衝撃の連続でした。





ざっとジョーカーのおさらいしておきます。

ジョーカーは過去、ダークナイトやさらに昔のDC映画に登場した、バットマンと相対するヴィランです。


ダークナイトでは故人ヒースレジャーが怪演が今もなお、評価されていますね。ダークナイトでのジョーカーはバットマンの性格を利用し、あらゆる手でバットマン、そしてゴッサムシティの人々を恐怖に落としめてきました。しかし、これまでジョーカーの背景に触れた映画はありませんでした。


世界的にも最も魅力的なヴィランと言っても過言ではないジョーカー。そんな彼がいかにして「JOKER」になったかが分かる映画となっています。


今回の役所をまず紹介しておきます。

●アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)

言わずと知れたジョーカーです。しかし今回はアーサーという人物での描写が8割を占めます。


●マレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)

人気コメディー番組のMCです。


●ソフィー・デュモンド(ザジー・ビーツ)

アーサーと同じアパートに住むシングルマザー。


有名どころはこんな感じ。

早速、話しを深掘りしていきます。

もちろんこの先はネタバレを含みます。

まだ観ていない方この先を読まないことを強くお勧めします。


ストーリーの冒頭はアーサーが雇われピエロとして働いているシーンから始まります。しかし、真面目ながらも不器用な彼に色々な災難が降りかかります。最初にアーサーが泣いているシーンというのも彼の持つ悲しみの深さが分かります。


家族は母親のみ母親想いのアーサーは母の看病も厭いません。しかし、彼自身にも病気があります。それは自分の意思と反して笑ってしまう脳のダメージによる精神病です。これを視聴者が理解するのもとても自然でした。バスの中で、子供を笑わせるアーサーが子供の母親に「構うな!」と注意されるとなぜかアーサーは笑ってしまします。しかし、彼がその母親に渡したのが「意思に反して笑ってしまう病気です。」(劇中ではもっと多くの情報がかいてあります。)と書いてあるカードです。ジョーカーの笑い声は特徴的でしたが、それが病気のせいなら今までの映画の見方まで変わってしまうと思いました。


その後、会社もクビになったアーサーは電車でからかわれた3人の青年を殺してしまいます。この時がまさにジョーカーの誕生でした。慌てて逃げるアーサーがなんとか逃げしのいだとき、彼は心の中の闇が晴れたようにダンスを踊り始めます。このシーンは恐ろしく美しくなんとも言い難いシーンでした。


同時期にアーサーは同じアパートに住むソフィーと交際を始めていました。アーサーの母親の容態が崩れた時も支えてくれたりと、お互い辛い境遇にいることもありソフィーはアーサーにとっての良き理解者でした。また、お笑い芸人を目指していた彼に思いもよらない話しが舞い込んできます。ある時のアーサーの公演が人気コメディ番組のマレー・フランクリンの目に止まり彼の番組出演のオファーがきました。


そんな中、衝撃の事実をアーサーは知ります。アーサーの母親が後にバットマンとなるブルース・ウェインの父親のトーマス・ウェインに向けた手紙の中にアーサーの父親はトーマスであると書かれていたのです。それを知るべく、アーサーはトーマスの元を訪れますが「お前の母親がイカれている。」と突っぱね返されます。


さらにアーサーは真実を確かめるため、母親が入院していたアーカム州立病院という精神病院に訪れます。そこで母親がパラノイア(妄想症)であるという記録がありました。さらにアーサーが幼少期に虐待を受けてきたという記録も残されていました。


数々の嘘に怒り浸透したアーサーはなんと自ら母親を殺してしまいました。さらに供養にきた昔の同僚をも殺し、復讐の快感を覚えるようになります。精神的にも常軌を逸したアーサーはある晩にソフィーのもとに訪れます。「あなたは同じフロアに住むアーサーよね?娘が起きるから出てってちょうだい」、「お母さん呼びましょうか?」。あれ?一緒に病院で看病してたよな?というか名前忘れたのか?あっ、、まさか。このシーンは最も衝撃を受けたシーンでしたね。説明するまでもなくアーサー自身も妄想症を患っていたのです。


その後、マレーの・フランクリンの番組に向かう道中に警察に追いかけられますが、ジョーカー支持層に警察が捕まり、嘲笑いながら逃げていきます。そして、番組に到着したアーサーはマレーに「ジョーカーと紹介してくれ」と頼みます。


番組は始まりますが、マレーはそもそもアーサーの公演映像がスベッていることを小馬鹿にするために彼を呼びました。そこでアーサーは番組中に3人の青年を殺したことを告白します。そして、富裕層からの指示を得るマレーと口論になったところでマレーを射殺します。


アーサーは警察に捕まりますが、護送中にジョーカー支持者により救出されます。ここでジョーカーがゴッサムシティに誕生しました。


そしてシーンは変わり、アーカム州立病院にカウンセラーと話すアーサー。「面白いジョークを思いついた。君には理解し得ないけどね。」。ここが物議を醸しているシーンですね。妄想症の母親が入院していた病院でカウンセラーと話す殺人犯?なにか違和感がありますよね。このシーンから映画自体がアーサーの妄想だったのでは?という見解が浮上してきました。


このシーンについてトッド・フィリップス監督も「色んな見方があるね。真実はいずれ分かる。」という言葉を残していることから何かしらのオチがあるようですが、これほど映画のメッセージとストーリーの捉え方が観た人によって千差万別の映画は他に無い気がします。



切なく、貧しく、恐ろしく、美しい「JOKER」を気になる方は是非観てみてください。







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